- 日 時:平成28年7月16日(土)13時30分~16時30分
- 会 場:ドーンセンター(大阪市中央区大手前1丁目3番49号)
- 形 式:講義・ワークショップ
- テーマ:産業看護職に求められる面談技術気持ちとかかわるために~ワークショップ編~
- 講 師:池見 陽先生(関西大学臨床心理専門職大学院教授、臨床心理士、医学博士)
- 参加者:89名
- 内 訳:保健師72名、看護師17名(会員 72名、非会員17名)
「平成29年度 第1回定例研修会・交流会に参加して」
(一財)京都工場保健会 保健指導課
野元 有紀
浜松医科大学医学部看護学科地域看護学講座 教授 巽あさみ先生が、「学会発表って、ハードルが高い?研究のはじめ方 学会発表とは」というテーマでご講演をされました。
“研究の始め方“から学会発表という広いテーマでしたが、具体的なお話しもあり、とてもわかりやすい内容でした。
「研究」と聞くと、非常にハードルが高い印象を受けますが、講演を通して、研究に対する印象が身近なものとなり、具体的な研究プロセスをイメージすることができるようになりました。
例えば、私たちが日々業務の中で感じる問題や疑問などを、どのように研究という形に落とし込むかは、とても悩ましいところですが、研究のプロセスを一歩ずつ確実に踏みながら進める重要性を改めて強く認識しました。
更に、本には記載されていないコツや相談先、最新情報、助成金、職場に倫理委員会がない場合の対応等もご教授いただきました。
今後、産業保健師として、常に、専門能力の向上と最善の活動を心掛け、産業看護の発展に寄与するためにも、積極的に研究活動に取り組んでいきたいです。
又、今回は、初の企画となる交流会にも参加させていただきました。
私自身、他県から京都に転居し、4月から産業保健師として再スタートしたばかりでしたので、ネットワーク作りをしたいという思いもあり参加させていただきました。
交流会は、1グループ4~5名のグループごとに行われました。内容は、自己紹介の後、グループ内でより多くの共通点を探すというものでした。
同じ産業看護職でも、企業内の産業看護職、企業外労働衛生機関の産業看護職、産業保健総合支援センターの職員等、立場が異なっていましたので、様々な情報を共有することができました。一方、立場が異なっていても、共通の悩みもあり、意見交換もできました。非常にアットホームな雰囲気で行われ、有意義な時間となりました。