幹事会からのメッセージ

幹事会からのメッセージ(2024年3月28日掲載)

所属:関西医科大学看護学部・看護学研究科
担当:教育
氏名:森田 理江

 

 皆さま、こんにちは。教育を担当させていただいております森田です。
 2月には春を思わせる陽気の日がありましたが、3月に入っての厳しい寒の戻りが心身に応え、あたたかな春の陽射しを心待ちにしている今日この頃です。

 1月の近畿産業保健看護部会の研修会には、多くの皆様にご参加いただきまして、本当にありがとうございました。対面での開催は4年ぶりになりましたので、講演を熱心に聴いてくださる姿はもちろん、あちこちで久しぶりの再会を楽しんでおられる様子を拝見できて、とてもよかったと思いました。次回も、「行ってみたい!」と感じられる研修会が企画できますよう、幹事の皆で検討をすすめたいです。

 

 最近、久しぶりに街中のコンビニを利用してみると、対応された外国人の従業員の方のお金の受け渡しがとても丁寧でスマートで、感激しました。最近は〇〇payでの支払いが多く、現金でのやり取りがほとんどなくなったのですが、お金って本来こんな風に大切に扱われるものだったと思いださせて頂きました。都会に限らず、コンビニでは、日本の従業員の方を見かけることの方が珍しくなってきました。外国人労働者数は2023年10月で、初の200万人を超えたそうです。ただ、雇用される事業所の規模は30人未満が最も多いようなので、どんな場所にも、産業保健サービスが届けられる仕組みがひろげられるといいなと考えています。
 早く本格的な春が、やってきますように!!

幹事会からのメッセージ(2024年1月31日掲載)

所属:みずほ健康保険組合大阪健康開発センター
担当:総務(会計)
氏名:森 雅子

皆様、お世話になっております。会計担当の森と申します。

 2024年は年明け早々、最大震度7となる能登半島地震が発生し、多くの方々が被災される大変な幕開けとなりました。亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様へお見舞い申し上げます。また、産業保健の分野で働いておられる皆様の中には、被災された地域や企業をご担当の方もおられるかもしれません。大変な状況ではないかと推察いたしますが、是非、ご自身の安全と健康を守る事にも重きを置いてご活動ください。
 さて、1月27日に近畿産業保健看護部会の2023年度定例研修会を行いました。大野裕先生による『セルフケアのための認知行動療法~職場における支援のあり方~』のご講演は、多数のお申込みを頂き、大盛況の会となりました。「四大感情(喜び・うつ・不安・怒り)の認知メカニズムや行動」「聴き上手のコツ」「睡眠や食生活改善に向けた指導のポイント」など、私たちが職場や個人の支援を行う際に役立つ具体的なアプロ―チ方法を分かりやすく教えて頂きました。
 コロナ禍においてオンライン研修の機会が増え、遠方でも気軽に参加でき学びの場が広がるなど、オンラインの利便性を経験しましたが、今回改めて、対面ならではの臨場感や参加者同士の交流など、リアル開催の良さを再認識いたしました。オンラインと対面、双方の良さを取り入れ、当部会でも皆様に役立つ情報を発信していけたらと思います。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

幹事会からのメッセージ(2023年10月27日掲載)

所属:関西医科大学看護学部
担当:教育
氏名:堀内 寿美子

こんにちは。教育を担当させていただいています堀内と申します。

先日仕事で初めて高知県に行ってきました。そこで地元の方とお話する機会がありました。地元の方は土佐弁を使っておられ、私とは異なったイントネーションでした。私にとって土佐弁は、普段使わない言葉ですが、なんとなく意味がわかる言葉と意味がわからない言葉がありました。一方で、私が話す言葉は関西弁が混じっているようでして、地元の方に聞き返されることでここでは使わない言葉なのだと知り、その言葉を改めて言い換えようとすると他の言葉が思い浮かばずに戸惑うこともありました。毎回出かけた先で出会うその地域のイントネーションや言葉の違いが更に私のお出かけ気分を高揚させます。
今回も訪れた地域の素敵な景色や食べ物を楽しむことに加え、その地域の方々とお話をすることも文化に触れたような気分になり楽しく、心が温かくなりました。

暑さが和らぎ過ごしやすい季節となりました。
出かけることが好きなので、これからも様々な地域を訪れながら、その地域の文化に触れて楽しみたいと思います。

今後とも、みなさまよろしくお願いいたします。

幹事会からのメッセージ(2023年10月5日掲載)

所属:関西電力送配電(株)滋賀本部 総務部 総務グループ 滋賀健康管理室
担当:教育
氏名:林田 千雅子

 皆さま、こんにちは。
 広報担当の林田です。

 今年の夏はこれまで経験したことのないような暑さが続き、ようやく過ごしやすい季節となりました。運動するのに適した時季ですが、運動は継続することが本当に難しいと感じているところです。

 さて、ここ数年、新型コロナウイルス感染症の流行にはじまり、働き方改革、定年延長、女性特有の健康問題等々、産業保健を取り巻く環境や健康課題は変化し多様化しています。
 産業保健看護職は社内で専門的な教育を受ける機会が少なく、社外の研修で知識を得ている方が多いのではないでしょうか。産業保健看護部会の研修にもぜひ参加いただいて学びを深めていただけたらと思います。同じ地域で産業保健活動をしている方々が参加する研修は知識を得るだけでなく、人同士のつながりができます。それぞれの健康課題にどう取り組んでいけばよいかのヒントをもらえたり、相談できる人との出会いがあります。
 この秋、久しぶりのオンラインではない対面での研修会、学会に参加してみたいと思っています。

 今後とも、皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。

幹事会からのメッセージ(2023年9月7日掲載)

新幹事 ご挨拶

所属:UBE株式会社 堺工場 環境安全グループ
担当:教育
氏名:野村 杏子

皆様、こんにちは。
教育担当の野村と申します。

このメッセージを書いているのは8月末になります。
今年の夏は猛暑続きで、なかなか外に出られない夏だった印象がありますが、皆様はどんな夏をお過ごしでしたか?

最近、寝る前にストレッチポールを使うことを習慣にしています。
普段から肩こりがひどく、頭痛が出ることもよくあるのですが、ストレッチポールを使うようになってから症状がだいぶ改善しました。ストレッチポールの上に仰向けに寝て、軽く腕を広げたり足を伸ばしたりすることで、胸や肩、背中の筋肉が伸ばされます。この状態で深呼吸を行うと、胸郭が広がり普段より深い呼吸ができてリラックス効果が高まります。体の緊張がほぐれると自然と眠気がやってきて、毎日の快眠につながっている気がしています。
ストレッチポールの上に寝るだけの簡単なストレッチなので、ご興味があればお試しください。
まだまだ暑い日が続くようですので、ご自愛ください。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。

幹事会からのメッセージ(2023年7月27日掲載)

所属:大阪信愛学院大学 看護学部
担当:教育/幹事会在り方検討担当
氏名:中村 千賀

皆様、こんにちは。
教育/幹事会在り方検討担当の中村と申します。

少し前にオンライン用にライトとマイクを新たに購入しました。
ライトがあると少し若返って見えますね。そして、マイクは本当に役立っています。オンライン会議中、自宅で飼っている犬が突然吠えることもあり気になっていました。家族の生活音も実はまる聞こえだったりもしていたようです。マイクを変えてから生活音が聞こえなくなったよ、というお言葉をいただきホッとしました。
毎日が試行錯誤だったな、と改めて感じるこの頃です。

オンラインでのつながりができたことで、東京や名古屋の産業保健師とつながることもできました。オンラインでつながった産業保健師さんとリアルで会うと背の高さや雰囲気が思っていたのと違って驚いたことも。。
また健康相談を、オンラインで行っていましたが、リアルで得ていた情報がいかに多かったか改めて気づくこともたくさんありました。

皆様の、オンラインでうまくいったこと、困ったこと等またお聞かせくださいね。今後もどうぞよろしくお願いします。

幹事会からのメッセージ(2023年6月22日掲載)

所 属:京都先端科学大学
担 当:広報/幹事会在り方検討担当
氏 名:中田 ゆかり

皆さま、こんにちは。
広報/幹事会在り方検討担当の中田です。

新型コロナウイルス感染症が5類になり、皆様の生活はどのように変わってきているでしょうか。
私は職場まで電車で通勤していますが、マスクなしでの通勤者が増えてきているな、と感じています。
一方で、私の所属は大学の看護学科ということもあり、まだまだマスクは外せない生活が続いています。
病院での実習等もあり、新型コロナウイルス感染症がまだ継続している状況の中、感染防止対策として一度制約を義務付けたものは、なかなか緩和できる状況ではないようです。

このメッセージを書いている頃は、産業保健実習・学校保健実習の真っただ中です。
先日、学校保健実習でとある小学校に伺ったときには、3限・4限続きで1年生のプール授業があり、その見学をさせていただいたのですが、2クラスを4~5名の先生が対応され、3限目の45分間は準備運動やプール授業での注意事項などの説明で終わり、4限目に入ってようやくプールに浸かれる状況でした。また、途中でトイレに行きたくなった女児数名を校長先生がトイレに引率するなど2か月前に入学した1年生をプールに入れるのは至難の業だなと実感し、先生方のご苦労を感じました。
とは言え、新型コロナウイルスが5類になったことで、プール授業もようやく再開され、マスクなしでの授業ができるようになったのは、少しずつ本来の教育が実践できるようになってきていることを実感し、心が温かくなりました。

まだ新型コロナウイルス感染症がなくなったわけではありませんが、皆様もこの夏は「夏らしいイベント」を予定してみてはいかがでしょうか。
私は海水浴で楽しむ年齢ではありませんので、登山でもしてみようかと考えています。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

幹事会からのメッセージ(2023年5月18日掲載)

所属:パナソニック健康保険組合
担当:教育
氏名:中井 栄

教育担当の中井と申します。

新型コロナが5類感染症となり、3年前の日常がすこしずつ戻ってきましたね。

私はコロナ前の2016年にヨガをはじめて、現在も1回/週通っています。

ご存じの方も多いと思いますが、ヨガはココロとカラダの両面に効果があるとされ、「呼吸」「瞑想」「ポーズ」がその3本柱となっています。「呼吸」は、腹式呼吸を多く使い(いまだに腹式呼吸と胸式呼吸の使い分けができませんが(笑))リラックスにつなげます。
「瞑想」は、マインドフルネスの考え方で過去の失敗、未来の不安にとらわれす、今に集中することを目指します。
「ポーズ」は、柔軟性を増すことに加え、体幹を鍛え姿勢を整え、あわせて筋力アップを目指すことや、肩こり・腰痛予防、むくみ解消といった体調管理を目指します。ヨガのポーズは、強度の弱いものはストレッチですが、強いものは筋トレそのものです。

私の場合だと、「呼吸」や「瞑想」で日々のストレスを解消するとともに、「ポーズ」でカラダづくりを試みているといったところでしょうか。
実力と効果には全く自信がありませんが、休日の楽しみの一つになっていることは確かです。

みなさまもご自身の体調にご留意され、お互い元気に業務にあたりましょう。
これからもどうぞよろしくお願いします。

幹事会からのメッセージ(2022年5月6日掲載)

担当:総務担当
氏名:堤 梨恵

皆さん、こんにちは。総務担当の堤梨恵です。
私が近畿の産業保健看護部会に携わらせていただいて、約20年が経とうとしています。今までを振り返りますと、様々な出会いがありました。
先日、日本産業衛生学会 産業保健看護部会報の創刊号「つなぐ」が発刊されましたが、正に、先輩方の活動があって今につながっているのだと感じます。
そのような中、私は今、正に、会員皆で、産業保健看護の概念構築が必要だと感じます。
私達は、実践において様々な産業保健看護活動を展開してきましたが、それを外の世界の人々にわかるように概念化し発信してきたでしょうか。皆さんが、あまりにも「当たり前」に実践している産業保健看護活動を、さらに活発に学会等で発表するときが来ています。
私たち幹事も手探りで前に進んでいます。
皆様の忌憚ないご意見をぜひ、当部会にお寄せいただきますようお願い申し上げます。

幹事会からのメッセージ(2023年3月23日掲載)

所属:積水化学工業株式会社 人事部厚生健康支援グループ健康推進室
担当:研修
氏名:荒木 郁乃

皆さまこんにちは。
研修担当の荒木です。
私は趣味で社交ダンスを始めて約3年になります。
もともとロックからクラシックまで幅広いジャンルの音楽が大好きで、音楽にあわせて体を動かす何かをしたいと思っていたのですが、むかし見たテレビの影響で社交ダンスをやってみることにしました。
始めてみると、私が通っている教室では私の好きな音楽で踊らせてくれるので、音楽とダンスの両方を楽しむことができ、すっかり夢中になりました。
学ぶことがたくさんあり、踊っているときは踊り以外のことをすべて忘れることができます。
そして爽やかな気持ちになり、また仕事をがんばろうと思えるので、あらためて、仕事以外の楽しみをもつことの大切さを実感しています。
私の通っているダンス教室は、カナダに本拠地があるフランチャイズチェーンのため、昨年はアジアダンスオラマというイベントが東京で開催されました。アメリカ、カナダなど外国の方がたくさん集まる中で、仮装コンテストがあったのですが、時間がなく仮装準備ができなかったので浴衣にミニーマウスのカチューシャで参加したところ、優勝しました 笑。
日本の民族衣装が評価されたことと着物(外国の方は着物と浴衣の区別はできないみたいです)の人気の高さに嬉しくなりました。
写真はその時の写真です。
世界が広がるそんな楽しさも感じながら、趣味のために仕事をし、仕事のために趣味をする相乗効果がいいなと思っています。

幹事会からのメッセージ(2023年2月17日掲載)

所属:株式会社トラストチャーム(代表)
   Harmony ~Life&Work~(個人事業主)
担当:副部会長
氏名:藤吉 奈央子

こんにちは。
副部会長の藤吉です。この幹事メッセージをお読みいただきありがとうございます。

私の肩書を見て不思議に思われた方もいると思いますので、改めてご説明させて下さい。    
 私は2016年から個人事業主として、いくつかの企業と契約し保健師活動を開始しています。
専属の保健師がいない企業で、産業保健活動を展開したいという思いからです。
最初に想定していたような小規模の事業所ばかりではなく、2500名規模の事業所もありますが、色々な業種に関われる事で自身の視野が広がる事と多くの人と関わりを持つことが出来る事は醍醐味だと感じています。
 そして、2022年3月に個人事業主で受けていたサービスの一部を切り離し法人化しました。模索しながらの歩みですが、看護職の育成や小規模事業所に保健師として、バックでサポート出来ないか…を考えています。
 私たち自身、働く人の多様性を訴えながらも、自分たち看護職の働き方はあまり多様化が進んでいないように感じており、私自身、率先して色々な可能性を探っていきたいと思っています。
こんな働き方があってもいいなと思ってもらえると嬉しいです。
引き続き皆でよろしくお願いいたします。

幹事会からのメッセージ(2023年1月30日掲載)

株式会社 クボタ 健康経営推進部
担当:副部会長
氏名:平田 真以子

こんにちは。副部会長の平田です。いつも部会活動にご協力いただきありがとうございます。

皆様、コロナの影響で様々な環境変化があり、仕事とプライベートにおいて多忙な日々を過ごされていると思います。
私も忙しい中で自分自身がどのようにいきいきとした生活を過ごせるか?思案し、改めて自分を棚卸中です。
そして今年は、なんとなく利用するスマホの使用制限時間を設定したり、朝活を見直したり工夫を始めています。
皆さんのアイデアもまたお教えください。

さて、日本産業衛生学会看護保健看護部会(以下部会)は、1992年に発足し今年で31年目になります。
昨年は、「産業保健看護」の定義が示され、今年は正式に部会名称を「産業保健看護部会」に改名します。
これからも、新しい時代の流れに対応し進化できるよう活動してまいりますので、引き続き積極的にご参加いただきますようよろしくお願いいたします。

幹事会からのメッセージ(2022年12月20日掲載)

所属:独)労働者健康安全機構 大阪産業保健総合支援センター
担当:部会長
氏名:鈴木 純子

皆さんこんにちは。
近畿産業保健看護部会 部会長の鈴木純子です。
いつも部会活動にご協力いただきありがとうございます。
今年は「産業保健看護」の定義が示され、それに伴い部会名称が変わるなど大きな変化がありました(正式には2023年度改名)。2023年度も本学会での産業保健看護職の活動が益々活発になっていく予定です。
近畿でも、皆様に最新の情報共有や必要な教育を積極的に提供していきたいと考えています。
幹事会からの一方通行ではなく、皆様からのご意見をお伺いしながら進めていきたいと思います。
なかなか直接お会いする機会が減ってしまい、とても残念に思っています。
新型コロナの感染状況を見ながら、次年度は研修会のリアル開催も検討していきたいと思っています。
その際は皆様とのリアルな意見交換ができる機会も作っていきたいと思います。
これからも皆様の積極的なご参加どうぞよろしくお願いします。

幹事会からのメッセージ(2022年12月2日掲載)

所属:関西国際大学
担当:監事
氏名:久井 志保

こんにちは。
今年度から監事をさせていただく久井と申します。
学会活動は数年ぶりですが、めまぐるしく変化しており、皆様についていけるように勉強していきたいと思います。
2022年4月から新しい職場に転職しましたが、入職以来、COVID19と格闘しています。一日も早く安寧な生活ができるようになることが望まれます。
また、個人的なことですが、友人との会話の話題が、子育てから介護に変わっています。体重もなかなか減らなくなって。年齢を感じる昨今です。
どうぞよろしくお願いいたします。

幹事会からのメッセージ(2022年9月1日掲載)

所属:(一財)京都工場保健会
担当:教育
氏名:村田 理絵

皆様、お世話になっております。教育(研修)担当の村田です。

 国内で初めて新型コロナ感染者が2020年1月15日に確認されてから2年半が経過しましたが、感染の波は一進一退を繰り返している状況が続いています。
感染症流行によって、テレワークやオンライン会議などの非接触型の新しい働き方が浸透してきています。
こうしたニューノーマル時代への移行は、会社の事業を変化させ、働く人々の新しい健康課題を生じさせており、人々の様々な価値観も変化させてきているのではないかと感じております。

 現代は、VUCA時代と言われており、私達産業看護職が担う産業保健活動についても、産業看護職のあるべき姿は変わらなくても、これまでと違った方法で行ったり、価値観を柔軟に変化させながら、対応していくことも重要ではないかと思うようになりました。 
 自分事ではありますが、昨年より所属先の組織変更に伴い、業務内容と役割が変化し、産業看護職としての新たな役割をどうやって見いだしたらいいのか悩んでいましたが、知人の産業看護職の方の経験や考え方をお聞きし、多くのヒントと元気を頂戴しました。産業看護職は人々に元気を与え、そして支援される側からも元気をもらい、人と人との繋がりを強化していく存在であることを改めて実感した次第です。
 2022年度は、2023年1月末に研修会を企画しており、他の産業看護職とも交流をもてるよう検討している状況です。是非、産業看護部会研修会の参加をお待ちしております。どうぞよろしくお願いします。

幹事会からのメッセージ(2021年8月10日掲載)

所属:関西医科大学看護学部
氏名:森田 理江

 皆さま、こんにちは。教育担当の森田です。
 オリンピックの開幕とともに厳しい暑さが続いていますが、看護職の皆様におかれましては、covid-19による新たな業務やワクチン接種などご多忙のことと存じます。
 コロナ禍によって職場では、健康管理が様々に変化しているようです。
 私事になりますが、スマートフォンアプリの歩数カウントによると、2019年と比較し現時点で、1日平均1500歩以上も減ってしまいました。この1年半で車通勤の機会が大幅に増えたことによるものですが、その改善の手立てに難儀しております。一方、毎日使用するウエアラブル端末からは1時間に一度、stand upアラートが表示され、2時間に一度は深呼吸をするよう促されます。長時間の座位や浅い呼吸による健康への悪影響を理解しながらも、自主的に生活に取り入れることは難しく、ICT端末のおかげで行動変容が容易になることを身をもって体験しています。働く世代ではそのほとんどがスマートフォンを持つ現在、今後もっと進化したICT端末によって、より多くの人々に健康の恩恵が届けられる日も近いのではないかと感じます。
 そんな近未来であっても、産業看護職による「ひと」にしかできない支援は常に求められると思うと、それに応えるべく産業看護職ならではの支援技術のブラッシュアップに必要なことは何だろうかと考える今日この頃です。
 まだまだ落ち着かない日々は続きそうですが、オンライン研修等でお目にかかれるのを楽しみにしております。暑さに負けず、コロナに負けず、どうぞご自愛ください。

幹事会からのメッセージ(2020年4月18日掲載)

所 属:兵庫産業保健総合支援センター
氏 名:鮫島 真理子

 皆様、こんにちは。部会長の鮫島です。2019年より近畿地方会、産業看護部会本部の監事を務めています。部会長を仰せつかり早10年になります。この10年間で教育制度が大きく変わりました。就任当初は産業看護部会が運営しておりました「登録産業看護師制度」皆さんご存じの「緑の手帳」です。5年後に日本産業衛生学会が運営する「登録産業看護師制度」に変わりました。変化への対応に時間を要しましたが5年経過して更新の時期を迎えています。教育制度の在り方が変わり、当部会活動においても産業看護職の質の向上と専門性を高めるための研修会を開催しています。10年たった今、部会の新陳代謝を促し活力を生むために、そろそろ部会長を次世代の方へバトンタッチする時がきていると感じています。

 

 今年の年賀状に助産師をしている友人から「人生100年時代、80歳まで頑張る!」と一文が添えてありびっくりです。来年「古希」を迎える二人ですが彼女は「まだ70歳」、私は「もう70歳」、体力と気力、精神力のバランスの違いでしょうか。(笑)
今期の活動が始まりましたが新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて様相が一変しました。旭川の学会が誌上・Web開催に変更になり、近畿地方会行事も危機管理の対応にむけて検討中です。明るい話はまだ先のようですが、研修会で皆様と笑顔でお会いできるのを楽しみにしています。 今年度もどうぞよろしくお願いいたします。

幹事会からのメッセージ(2020年1月14日掲載)
村田 理絵

所属:(一財)京都工場保健会
担当:教育
氏名:村田 理絵

 もうすぐ2019年(平成31年・令和1年)が終わろうとしています。2019年は何かと忙しく体調を崩しかけた時もありましたが、周囲の方々の助けを得ながら充実した日々を送ることができました。2020年は2019年に後回しにしたことを少しずつでも片付けていきたいです。
2019年は、4月に施行された“働き方改革関連法”によって、企業においては時間やコストを投じて様々な取組みが進められてきました。皆様の職場では、働き方改革の効果はでていますでしょうか
 働き方改革を行う目的は、一人ひとりの意思や能力、個々の事情に応じた、多様で柔軟な働き方を選択可能とする社会を追求していくことで、“労働者にとっての働きやすさ”を実現し、労働力の確保と労働生産性を改善するための最良の手段としていくことです。
 働き方改革を推進していく必要な要素として、経営層や管理職の意識改革の重要性が言われています。私自身、管理職になって約8年が経過していますが、管理職にかかる心身の負担がますます大きくなっていることを実感しています。産業看護職としては、経営層や管理職からも頼られる存在となるよう精進していきたいと思っています。
 本看護部会では、経営層が労働者に責任のある産業保健サービスを提供できるように産業看護職が支援する上で役立つ研修会を企画していきたいと考えています。多くの産業看護職の参加をお待ちしております。引き続きどうぞよろしくお願いします。

新幹事のご紹介(2018年5月15日掲載)

所属:みずほファイナンシャルグループ 大阪健康開発センター
担当:研究
氏名:森 雅子

 皆様、はじめまして。平成30年度より 産業看護部会 幹事(研究班)としてお世話になります、みずほ健康保険組合の森と申します。
 産業看護に携わり、早いもので16年目を迎えましたが、社員の方々の状況は目まぐるしいスピードで変化していると感じます。みずほフィナンシャルグループは、昨年、2026年度末までにグループ従業員数1万9千人の削減を発表致しました。
 今後益々、人工知能(AI)を使った業務の効率化やIT化が加速され、それに伴い銀行の役割や業務内容も変化していくと予想され、そのような環境で産業看護に携わる者として何が出来るのか、悩み考えながら日々取り組んでいます。
 産業看護職として働き始めた頃から今まで、産業看護に必要な知識やスキルは産業衛生学会や産業看護部会主催の研修会等で学び、他職場で産業看護に携わる方々とのネットワークも構築して参りました。
 その結果、現在の産業保健看護専門化制度では、産業保健看護専門家として登録もしております。
 この制度は一度登録されたら終わりではなく、継続的に学び続け、更新する必要があります。
 私自身が引き続き産業看護部会から発信される情報・研修等で学び、世の中の動きとともに変化する産業看護職として必要なスキルや情報を身に付けるとともに、同じ領域で働いておられる皆様にとって、困った時、悩んだ時に求めれば必要なスキル・情報・繋がりが手に入る、産業看護部会がそんな存在である様、微力ではございますが頑張って参りたいと存じます。これからどうぞよろしくお願いいたします。

幹事会からのメッセージ(2016年10月2日掲載)

所属:(株)ワールド 人事部労務課
担当:研修/交流会企画運営
氏名:雑賀 佳世子

皆様、こんにちは。ワールド健保の雑賀です。
 7月に第二子となる長女を出産し、0歳と3歳の二児の母となりました。突然我が家に小さな赤ちゃんがやってきて、出産前に言い聞かせていても、上の子の戸惑いは大きかったようです。今まで独り占めできていたママやパパを独占出来なくなったということを突然目の当たりにし、赤ちゃんに意地悪をしたり、赤ちゃんの抱っこや授乳を阻止しようとしたり、赤ちゃん返りが始まりました。そんな上の子に対して,忙しくてイライラし、つい怒りっぽくなってしまい、「自分でして」「お兄ちゃんなんだから」と突き放して叱ってしまうことも。でもそんなとき、今、泣いても、怒っても、次の瞬間には満面の笑みで赤ちゃんをあやしてくれたり、お世話をしたり、良いお兄ちゃんぶりを見せてくれることがあります。子どもの気持ちの切り替えの早さには本当に驚かされます。私自身は、人間関係のトラブル、仕事での失敗・・・時間が経っても怒りやマイナスの感情を引きずって日常過ごしていることがいかに多いことかと自分の未熟さを痛感します。
 子育てって色んなことを気づかせてくれるんですよね。これからもたくさんのことを学びながら、自分なりに子どもと一緒に成長することができれば良いなと思います。

幹事会からのメッセージ(2015年3月22日掲載)

所属:北大阪地域産業保健センター
担当:研究
氏名:益江 淑子

 

産業看護部会のHPを愛読いただきありがとうございます。
私は、研究担当の益江です。
 今回は、北大阪地域産業保健センターでのお仕事についてご紹介いたします。
 日頃は、50人未満の事業所へ健康診断後の保健指導や集団教育、メンタルヘルス相談対応が多いのですが、最近は地域職域連携事業への取り組む時間が多くなってまいりました。
 平成23年ごろから、北大阪地域産業保健センターの管轄内の各地区の保健所とそれぞれの健康課題に対して取り組んでおります。(地域職域連携の詳細については、厚生労働省HP「地域・職域連携推進事業ガイドライン」をご覧ください。)当初は、地域と職域での連携といっても、なかなかお互いの業務や役割などを理解出来ていないので、企画するのも困難でしたが、年々お互いを理解し合い、管轄内の健康問題などに対して共通意識を持てるようになってきたので、少しずつ健康問題への取組が出来るようになってきました。
 中でも、地域産業保健センターの周知度が低く、単独の活動では小規模事業所の方々への理解を得るのも難しかったですが、保健所の方々と一緒に取り組むことで、保健所と同じような信頼できる産業保健に関する機関と受け入れてもらえやすく好意的に接してもらえるようになりました。
 同じ保健師であっても、他分野で従事しているとあまり交流がなかったですが、連携を通じてそれぞれの分野の優位な点を活かし、地域活性や生産性を上げるアプローチが出来るように、話し合いを持ち、お互いに連携のメリットを肌で感じつつ前向きに頑張っています。