平成28年度 第2回定例研修会 報告
  • 日 時:2017年1月21日(土)PM1時30分~4時30分
  • 会 場:エル・おおさか 本館7階709
  • 形 式:事例報告・グループワーク・講義
  • テーマ:ストレスチェック制度スタートから1年「悩んでいませんか?この制度で私は何をしたらいいの?」~産業看護職の役割を考える~
  • 講 師:渡辺 洋一郎先生
    (医療法人 渡辺クリニック院長、(公社)日本精神神経科診療所協会会長)
    ストレスチェック制度検討委員会、および同マニュアル作成委員会委員
  • 話題提供:吉田 美恵子 氏(株式会社クボタ人事部 健康管理室 保健師)
  • 参加者:78名
    内 訳:保健師59名、看護師17名、不明2名(会員63名、非会員15名)
「ストレスチェック制度スタートから1年『悩んでいませんか?この制度で私は何をしたらいいの?』~産業看護職の役割を考える~」を拝聴して

社会医療法人製鉄記念広畑病院
総務部総務課係長(健康管理)
桂 久子

 

昨年10月のストレスチェック実施後に産業看護職の自分に出来ることはなんだろうか?と考えていた時に今回の研修の案内が届き、迷うことなく申し込みました。

私自身は鉄鋼業で9年間、その後当院へ移り産業看護職として14年が過ぎようとしています。工場などの産業現場では当たり前の産業看護活動ですが、医療現場では産業保健の概念が稀薄で、色々な事に戸惑いながら業務を遂行している中、ストレスチェックを行う事になっていました。

初めの(株)クボタの吉田保健師による「ストレスチェックへの取り組みについて」の講演では「同社では、産業医の面談を希望しない高ストレス者へ対しては、自動的に看護職の補助面談を受け、従業員も問題なく面談を受けている」と報告がありました。私自身も気になっていた部分への取り組みが既になされている事に、感銘を受けました。

次の精神科専門医・認定産業医の渡辺洋一郎先生による「ストレスチェック制度~産業看護職に求められる役割~」の講演では、ストレスチェックは「生産性向上のための制度」という点を、改めて納得できました。「やるからには『労働者の健康と企業の発展につながるストレスチェックにする』という目的意識をもって実施すること」、「人間関係がいいとエネルギーも出る。やりたくないこともやりたい人と一緒にやれば面白くなる」など、渡辺先生から心に響く言葉をたくさんご教示頂きました。

その後に、グループ討議で「ストレスチェック実施後、これからの課題、看護職が本制度にどこまで関わってゆくか」を話し合いました。私達のグループは現在の取り組みまでで時間切れとなってしまいましたが、色々な企業の取り組みを知ることができました。産業看護職の自分に出来る事をPDCAサイクルにより見直し、改善し今後も取り組んで行きたいと思いました。

3時間の研修でしたが 内容が濃く有意義な時間を過ごさせていただいた事に感謝致します。