幹事会からのメッセージ(2017年5月26日掲載)

所属:園田学園女子大学 人間健康学部 人間看護学科
担当:研究
氏名:山崎 由記子

産業看護部会のみなさま、こんにちは。このたび、幹事(研究担当)としてお世話になることになりました。どうぞよろしくお願いいたします。
産業保健の現場を離れ、教員となって数年が経ちました。実習のほとんどを保健所・保健センターでお世話になり、実際に学生にとって『保健師』というと行政で働く保健師のイメージが強いのが現状です。私自身、当時は行政保健師の経験はありませんでしたので、着任当初は実習指導をしながら冷や汗の出る思いを何度もしました。今考えると、どんな指導をしていたのか・・・。
選抜制の保健師課程になってからは学生ひとりひとりのモチベーションが向上し、また、産業保健演習が始まりましたので実際の経験を活かした教育ができる喜びを感じています。しかしながら、現場を離れてから時間がたち、社会情勢はめまぐるしく変化しそれとともに制度も変わっています。そんな状況に焦りつつ学生に、より産業保健に関心を持ってほしいと願いながら教育に携わっています。
先日、卒業生が「産業保健師への転職を考えているがどうしたらよいか」と相談してくれました。病棟看護師として働く中で、こうなってしまう前に何かできるのではないかという思いから労働者の健康を守ることにつながったとのことでした。これからも、産業看護職を志す学生が一人でも多くでてきてくれますように・・・。

幹事会からのメッセージ(2017年1月24日掲載)

所 属:日本産業衛生学会 近畿地方会
担 当:産業看護部会部会長
氏 名:鮫島 真理子

皆さま、こんにちは。 部会長の鮫島です。
皆様にとってすばらしい一年になりますよう心よりお祈り申し上げます。

昨年は、私にとって身体の変化を感じ健康を振り返る一年となりました。一年前にドック健診受診するも精密検査の項目が増え、たびたび医療機関を受診するようになり、節目の歳なのかなって思っているところに、介護保険証が届くなど、自分では若いつもりでいても、歳は隠せないことを実感しました。そのような中、夫婦の会話も「あれあれ」、「それそれ」になり、「神ってる」と褒められたこともなく「アモーレ」なんてこともなく、夫から「耳遠なったんと違う!」「ボケてきたのと違う」と言われ老いを感じながらも、今年はあえずこケッコーな一年になるよう頑張りたいと思います。
さて、産業看護部会活動においては、幹事の皆様に助けて頂きながら無事に一年を終えることができました。昨年度は、第26回日本産業衛生学会全国協議会が京都で開催、代議員・理事選挙等、多くの行事が重なりました。そのような中、学会や研修会を通して仲間意識は高まり、幹事同士の絆が深くなるのを感じました。特に、全国協議会では次世代を担う若手の看護職が中心となって企画運営に関わり、幹事全員が力をあわせて運営できたこと、そして看護の力を発揮できたことが何よりの喜びとなりました。
会員の皆様において、産業看護部会が親しみやすい身近な存在になるように取り組んでまいります。
本年度も、どうぞよろしくお願いします。

幹事会からのメッセージ(2017年1月24日掲載)

所属:畿央大学 健康科学部 看護医療学科/大学院 健康科学研究科
担当:監査
氏名:松本 泉美

新しい年となり、産業看護職の皆様も今期の振り返りと新年度準備に慌ただしく過ごしていらっしゃることと思います。新年度が皆様にとって、充実した実りある年となりますよう心より祈念いたします。
さて昨年度は、ストレスチェックの開始年度となり、産業分野の学会や研修会でも多く取り上げられました。私事ですが、このストレスチェックを受ける立場として説明を聞いた時に、ただ義務化からストレスチェックを実施するのではなく、事業場も産業看護職もこの制度における産業看護職の重要な役割を認識する必要があると思いました。そこで、先行研究や実践報告を収集し総説「職域のメンタルヘルス対策における産業看護職の役割 : ストレスチェック義務化への対応に焦点をあてて」を執筆しました。その中で産業看護職は、組織の方針の中で少数または単独で活動する難しさがありますが、必要なことを必要だと説得し納得してもらえるような活動を常にしている産業看護職は、強くたくましいという発見をしました。
この強さを心理学的に考えるとレジリエンス(resilience)となるかと思います。困難に立ち向かう折れない心です。こう書くとスーパーウーマンのように思われるのではないかと危惧しますが、自分の役割や存在価値をしっかりと認識し一貫性を保持していれば必然的に修得できると考えています。看護学生を教育する立場としては、このレジリエンスを醸成したいと思い、演習や実習で工夫しています。この過程で重要なのは、認めてくれる支援者の存在です。皆さんの支援者は誰ですか? 産業看護部会も皆さんの支援者となるべく活動をしていますので、どうぞ積極的に産業看護部会活動にご参加ください。
また29年度の近畿産業衛生学会は、所属する大学のある奈良で開催されます。皆様の多くのご参加をいただきますようよろしくお願いいたします。

幹事会からのメッセージ(2016年12月29日掲載)

所属:パナソニック健康保険組合 健康開発センター
担当:研修
氏名:中井 栄

みなさま、こんにちは。
パナソニック健保の中井と申します。
2016年4月から、総務会計担当をさせていただいております。
定例研修会では、たいてい受付でお金を握りしめて?振り回されて?いますので、もしよかったらお声かけくださいね。

先日「データヘルス・予防サービス見本市2016」に参加させていただきました。
特定保健指導・重症化予防プログラム・メンタルヘルス対策・健康経営・健康づくり等のすべてを請け負う会社がここ数年で急増している印象を受けています。
また、ICT、IoTを活用した事例も多く、時代に取り残されないようにしっかりと情報収集していかねばと感じました。

マーケティング手法・行動デザインについても学び、認知し好意を持ったとしても行動に移すのは1割とのことで、経験的に感じていた割合とひそかに合致し
なるほどなぁ~と思いました。
講師の先生から、健康の番人ではなく、健康マーケターになってくださいと言われ
はい、なりたいです!と一人うなずいていました。
このような研修会や学会で、産業看護職の方ともっともっと交流できたらと思っています。これからもよろしくお願いいたします。

幹事会からのメッセージ(2016年12月29日掲載)

所属:三井化学株式会社 大阪工場 健康管理室
担当:研究班
氏名:堤 梨恵

看護部会員の皆様こんにちは。研究班リーダーの堤です。
2016年を振り返ってみますと、近畿産業看護部会では様々な出来事がありました。
一番大きな出来事は、京都における全国協議会でしょうか。近畿産業看護部会の若手が、シンポジストや座長、会場責任者などをさせていただきました。大先輩方と学会の運営に携わり私自身、大変勉強になりました。聞けば丁寧に教えてくださる先輩方のやさしさに触れ、自分から学ぶことの大切さを改めて感じました。
また、産業看護は新たな時代を迎えた1年でもありました。産業保健看護専門家制度の創設です。先輩方が築いた産業看護を次世代につなぐ大切な制度です。微力ながら少しでも先輩方の思いをつなげられるよう携われたらと考えております。
なお、2017年度は近畿圏で働く産業看護職の実態調査を実施する予定でおります。先般、実施したキャリアに関する質的調査の結果を踏まえ、産業看護職がどのように企業で活躍しているかを明らかにすることができればと思っています。
最後に、皆様は2017年をどのような年にしたいとお考えでしょうか。私は産業看護職として15年目を迎える年、チャレンジの年にしたいと考えております。看護部会では交流会なども企画しておりますのでぜひお声掛けいただければと思います。今後とも産業看護部会共々、おつきあいのほど宜しくお願いいたします。

幹事会からのメッセージ(2016年11月29日掲載)

所属:大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻(博士後期課程)
担当:研究
氏名:中村 千賀

皆様こんにちは。非常勤で産業保健師をしながら大学院で学ぶ日々を送っています。一つの企業で長年産業保健師として働いていましたので、退職後「○○会社の中村」ではなくなったことに大きな不安を感じました。退職して、はじめて自分がいかに○○会社所属ということに重きを置いていて、どれだけ会社のことが好きだったのか気づきました。しかし、退職してから、大学院生活や非常勤で企業や健康保険組合、保健所での勤務を経験していく中で、今なら、在職中に乗り越えられなかった壁を乗り越えられる!と思うことが増えました。新しい経験や素晴らしい出会いのおかげです。
産業看護職の皆さまはどのようなキャリアを歩んでいらっしゃいますか?またどのように歩んでいきたいと思っていらっしゃいますか?
近畿産業看護部会としてそこにどのような支援を行えるのだろう?というところをきっかけに、研究班としてキャリア形成についての調査を開始しています。今後、質問紙への回答を産業看護職の皆さまにはお願いしていく予定にしております。ご理解・ご協力の程、どうぞよろしくお願いします。

幹事会からのメッセージ(2016年11月29日掲載)

所属:オムロンフィールドエンジニアリング株式会社 人総本部 総務部 大阪総務課
担当:研究
氏名:米山 貴子

看護部会会員の皆様こんにちは。
研究担当でお世話になっている米山と申します。

最近様々な事例と接する中で「健康的に働き続けるというのは大変なことだな…」と改めて感じるようになりました。
病気のみならず、勤労者世代で迎える大きなライフイベントは時に心身の健康に大きな影響をもたらします。またキャリアもその度に見つめなおすことになるかと思います。
それは産業看護職も同じことですね。
看護部会の研究班では、産業看護職のキャリア形成に関する研究を進めております。
皆様が産業看護職としてどのようなキャリアを描いておられるのかを知り、またそれを実現するために必要なこと・ものは何なのかを探っていくことは自分にとっても大きな学びとなっています。
これらの研究には、看護部会が皆様のキャリア形成をサポートするために必要なことを明らかにしていくといった重要な目標もございます。
調査にご協力をいただくことになるかと思いますが、ぜひ皆様のお気持ちをお聞かせください。共に考えていきましょう!

幹事会からのメッセージ(2016年10月26日掲載)

所属:みずほフィナンシャルグループ大阪健康開発センター
担当:研修(リーダー)
氏名:平田 真以子

近畿産業看護部会の幹事(研修担当)としてお世話になっております。
今年、京都での第26回産業衛生学会全国協議会も、活気があり大盛況でした。
各会場でご発表くださいました先生方の、それぞれのご経験に基づいた迫力のあるご講演とディスカッションを拝聴し、支援を進めるには産業保健職の熱意も必要だとつくづくと感じました。
看護部会幹事は、交代で看護部会のブースに詰めておりましたが、多くの方が訪ねてきてくださいました。「産業保健看護専門家って、いったい何をどうしたらいいの?」「どうやって単位をためればいいの?」など、多くのご質問をいただきました。また、産業医の先生からは「うちの看護職に勉強してもらいたいので、資料貰ってもいい?」などとお声かけいただきました。
 産業保健看護専門家制度について質問・疑問等ございましたら、ぜひ幹事にお尋ねください。
これからも、皆様のお役に立てるような研修を企画し、学ばせていただきたいと思います。今後とも看護部会にご協力下さいますようよろしくお願い申し上げます。

幹事会からのメッセージ(2016年10月26日掲載)

所属:大阪府総務部人事局
担当:研究
氏名:照屋 直美

皆様こんにちわ。研究担当に携わって5年になります。この間にかかわってきた研究を振り返ってみました。
まず、2011年に第6回の産業看護職活動実態調査を実施し、その結果のまとめを、2012年第66回近畿地方会に「産業保健にかかわる保健師看護師の活動状況調査(第1報)-調査対象者の基本属性から見えるものー」と、「(第2報)-産業看護業務の実態報告―」の2つのテーマで発表しました。
また、2013年には第86回日本産業衛生学会で「近畿圏の産業保健にかかわる保健師看護師の活動状況(第3報)-年代別・産業医の状況別業務のかかわり状況―」でポスター発表。
2014年には1978年から6回にわたり実施してきた実態調査結果をまとめて「第68回近畿地方会で「産業保健にかかわる保健師看護師の活動状況の変遷―第1~第6回産業看護実態調査の結果からー」のテーマで発表。
2015年には産業看護職のキャリア形成を研究テーマに取り上げ、第88回日本産業衛生学会で「産業看護職のキャリア形成要因の検討」で発表。
2016年は第26回日本産業衛生学会全国協議会で「産業看護職のキャリア形成に関連する要因について」をポスター発表し、11月開催の第56回近畿地方会では「産業看護職のキャリア形成に関連する要因について(第2報)」を発表する予定です。
これらの研究は地方会に属する産業看護職の方々がアンケート調査や聞き取り調査に協力してくださった結果をまとめたものであり、時代の変化とともに産業看護職の置かれている立場や活動の実態を把握・分析しています。
今後も、産業看護部会として産業看護職の取り組む課題を探るこういった調査研究を続けます。調査等への皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。

幹事会からのメッセージ(2016年10月2日掲載)

所属:所属:日本アイ・ビー・エム株式会社 Integrated Health Services(IHS)
担当:理事/副部会長(研修)/地方会幹事/産業看護部会本部幹事(教育)
氏名:鈴木 純子

皆さまこんにちは、日本アイ・ビー・エムの鈴木です。
第26回日本産業衛生学会全国協議会@京都も会員の皆様のお蔭を持ちまして成功裏に終わりました。近畿の研修会はいつも活気がありますね、参加者が多いですね、と会員皆様の積極的な学びの姿勢を本部幹事から高評価をいただいています。私たち幹事も皆様の期待に応えるべく頑張っていきたいと思いますのでこれからもご協力よろしくお願いいたします。
さて、皆様は産業保健看護専門家に登録されていますでしょうか。新制度がスタートしてから1年が経ちました。昨年11月に第1回ファーストレベル準備講座をスタート、次いで今年1月には第1回登録者試験が実施され、8月に登録者対象に第1回基礎研修(前期)、11月には第1回専門家試験の実施と第2回ファーストレベル準備講座が開催されます。気が付くと産業保健看護専門家制度も着実に歩みを進めています。まだ教育制度が良く分からない・・・という方は専門家制度委員会のホームページで見ていただくのはもちろんですが、是非近畿産業看護部会の幹事に訊ねてみてください。きっと分かりやすく説明してくれます。私たち幹事も説明しながら一緒に勉強していきたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
PS. 専門家制度で求められる「社会貢献」ってどうしたらいいの・・・・という方、研修会の話題提供なども立派な社会貢献になりますので幹事に声をかけてみましょう!

幹事会からのメッセージ(2016年10月2日掲載)

所属:(株)ワールド 人事部労務課
担当:研修/交流会企画運営
氏名:雑賀 佳世子

皆様、こんにちは。ワールド健保の雑賀です。
7月に第二子となる長女を出産し、0歳と3歳の二児の母となりました。突然我が家に小さな赤ちゃんがやってきて、出産前に言い聞かせていても、上の子の戸惑いは大きかったようです。今まで独り占めできていたママやパパを独占出来なくなったということを突然目の当たりにし、赤ちゃんに意地悪をしたり、赤ちゃんの抱っこや授乳を阻止しようとしたり、赤ちゃん返りが始まりました。そんな上の子に対して,忙しくてイライラし、つい怒りっぽくなってしまい、「自分でして」「お兄ちゃんなんだから」と突き放して叱ってしまうことも。でもそんなとき、今、泣いても、怒っても、次の瞬間には満面の笑みで赤ちゃんをあやしてくれたり、お世話をしたり、良いお兄ちゃんぶりを見せてくれることがあります。子どもの気持ちの切り替えの早さには本当に驚かされます。私自身は、人間関係のトラブル、仕事での失敗・・・時間が経っても怒りやマイナスの感情を引きずって日常過ごしていることがいかに多いことかと自分の未熟さを痛感します。
子育てって色んなことを気づかせてくれるんですよね。これからもたくさんのことを学びながら、自分なりに子どもと一緒に成長することができれば良いなと思います。

幹事会からのメッセージ(2016年8月26日掲載)

所属:(独)労働者健康福祉機構大阪産業保健総合支援センター 相談員
担当: 監事
氏名:大脇 多美代

今年の夏はリオのオリンピックで大変盛り上がりましたね。日本は過去最高のメダル獲得数でまた、開催前に危惧されていましたテロ問題や会場の不整備などマスコミを通じて聞かれた様々な事柄は、終わってしまえば大成功のもとに素晴らしい成果となって我々に感動を与えてくれました。次回は4年後に東京で開催される予定のオリンピックですが、今から楽しみと思われた方も多いことでしょう。
話は変わりますが、来月9月8日(木)~10日(土)の3日間を会期として、第26回日本産業衛生学会全国協議会が、近畿地方会が当番幹事として企画運営委員長に久保田昌詞先生(大阪労災病院)、運営実行委員長に中西一郎(東レ産業医)が就任され、近畿地方会代議員を始め多くの産業衛生学会スタッフが大会に向けて準備をしています。
この協議会は、昨年度までは日本産業衛生学会産業医・産業看護全国協議会として開催されてきましたが、今年度から全国協議会と改称されました。毎年2回全国で開催される日本産業衛生学会は、春季が学術学会、秋季が(産業医部会、産業看護部会、技術部会、歯科部会)の4部会が現場の実情を基盤にした協議会として、それぞれ研究発表やポスター発表など一堂に会して意見交換する場として開催されています。
 昨年は山口県周南市で開催されましたが、今年度は会場を京都テルサに移し、近畿地方会としては近場で行きやすいという地の利もあって、多くの参加者が望まれます。実施研修等プログラムも現場に即した内容となっていますので、是非多くの産業看護職の参加を望みます。

幹事会からのメッセージ(2016年8月26日掲載)

所属:大阪市福祉局生活福祉部地域福祉課(相談支援グループ)
担当:研究
氏名:松田 裕子

私は、現在大阪市福祉局生活福祉部地域福祉課で勤務しております。
平成28年度も、看護部会の幹事(研究担当)としてお世話になります。
当部会の幹事は、何年目でしょうか・・・?記憶を辿るのが難しいくらい、長きにわたりお世話になっております。その間に、産業看護職を取り巻く状況も変化し、昨年度の9月から、産業保健看護専門家制度の運用が開始されました。産業看護継続教育システムにおける基礎コースを修了し、登録産業看護師として、緑色の手帳を受け取った日が懐かしく思い出されます。このような発展には、我々産業保健看護職の偉大な諸先輩方の存在を忘れてはいけないと思います。私もわずかながらでも、産業看護部会の一員として、何かお役に立つことが出来ればと、考えています。

幹事会からのメッセージ(2016年7月22日掲載)

所 属:和歌山県警察本部厚生課
担 当:研修
氏 名:塩崎 万起

危機管理としての健康管理~熊本震災・東日本大震災に学ぶ~

警察には、個人の生命・身体及び財産の保護、犯罪の予防や公共の安全と秩序の維持に当たる責務があります。ゆえに、警察職員は自身の健康を保持し、住民を守り続けなければなりません。通常でも24時間治安維持業務は、睡眠と覚醒の再編成を課すことから、サーカディアンリズムの混乱、身体的内面の同調性を乱すことが指摘されています。
加えて、一度、大規模災害などが発生すれば、忌避することができない義務としての過酷な活動が待ち受けています。警察職員は災害が発生すると、不眠不休で献身的に住民と地域の安全確保に尽くさなければなりません。
このような状況下、産業保健活動においては、持続可能な組織運営を行うため「惨事ストレス対策」は必要不可欠となります。この時、重要なことは、万が一に備えた準備は、平素の活動があってこそ機能するということです。現在、南海トラフ巨大地震の発生が危惧されていますが、組織としては、いざという時に備え、採用直後から惨事ストレスの存在を正しく理解し、自己対処力の向上を図ることを推進しています。とりわけ、救援者が共感疲労を防ぎ、燃え尽きないためには、もし再体験・回避、麻痺、覚醒亢進が起こっても、異常な状況下における正常な反応であること、多くは一過性で自然と症状は消失すること、誇りと使命感を忘れることなく、ときに斜め上から冷静に自身を見つめ、距離を取ってモニターするメタ認知を行うことなど社会機能維持者として基本的なスキル習得に重点志向しているところです。
もとより、産業保健スタッフにおいても感情労働、対人援助職として相通ずるところがあります。感情の乱れを最小限にし、最良のパフォーマンスが提供できるよう心身の健康を保つ必要があります。専門職としての矜恃を持つ傍ら、「仕事の意義と限界を知る、人と適切な距離を保つ、同僚からのサポート」が重要と考えます。警察においては人が財産です。何があろうと住民の安全と治安を守り抜く個々職員の伴走者として、今後も組織の発展に寄与できることを模索し、成長し続けたいと考えております。

幹事会からのメッセージ(2016年7月22日掲載)

所 属:参天製薬株式会社 滋賀プロダクトサプライセンター健康支援室
担 当:研究
氏 名:中田 ゆかり

皆様、こんにちは。
参天製薬の中田です。

近畿産業看護部会の幹事(研究担当)としてお世話になっております。

今年は9/8~9/10の3日間京都テルサで第26回日本産業衛生学会全国協議会が開催されます。テーマは「変革期を迎えての産業保健の協働」です。
近年産業保健も大きな変革期を迎えていますので、産業保健スタッフ間だけではなく、他領域等との連携・協働が非常に重要となっています。
このようなテーマを基に、今旬のストレスチェック制度や健康経営、データヘルスなど興味深いシンポジウムや日本産業衛生学会産業保健看護専門家の単位取得のための貴重な実地研修など盛り沢山な企画が予定されています。
近畿地方会産業看護部会の幹事も今回の全国協議会を盛り上げるため、多数「協働」参画しております。学会員の皆様だけでなく、非学会員の皆様にも足をお運びいただければと思っておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

幹事会からのメッセージ(2016年6月27日掲載)

所属:公益財団法人兵庫県予防医学協会 健康相談室
担当:研修
氏名:亀井 真由美

平成28年度から幹事として活動させていただくことになりました。
平成10年に健診機関の看護師として働き始めたころ、同じ職場の先輩保健師さんを通じて『日本産業衛生学会産業看護職継続教育講座』を知りました。私は『短縮Nコース研修』からのスタートでした。この時にお出会いできた方が、上田美代子保健師さん、河野啓子先生方です。懇親会で「勉強しない保健師より、勉強する看護師さんを歓迎するわ」と励まされ、提出したレポートには赤字で手書きの添削をして頂きました。その3年後、保健師資格を取得してから同基礎コースと、大阪産業保健総合支援センターの研修会で学び続けました。この継続教育制度が無ければ、現在の私はなかったように思います。
今年4月の初回幹事会で上田保健師さんがご逝去されたことを知り、もう一度お出会いしたかったと思うと同時に、熱意をもって臨まれた産業看護職の育成の一成果が、私なのかもしれないと感謝の気持ちでいっぱいになりました。
親しく、何度もお話をしたわけではなくても、私のように影響を受けた看護職が多くいらっしゃると思います。近畿産業看護部会の活動の根幹は、産業分野で働く看護職が、一人きりではないのだと感じて、学び、働き続けることを支えることだと考えています。
皆様、どうぞよろしくお願いします。

幹事会からのメッセージ(2016年6月27日掲載)

所属:関西電力株式会社 滋賀支社 健康相談室
担当:研修
氏名:林田 千雅子

皆様、こんにちは。
関西電力 滋賀支社の林田と申します。
今年度から近畿産業看護部会の研修担当幹事としてお世話になることとなりました。
近年、企業には疾患を抱える従業員への就業継続支援が強く求められています。治療と職業生活の両立支援は、産業看護職の能力を大いに発揮できる活動のひとつであると思います。社会、企業、従業員のニーズに対し、産業看護職の特性を活かして、企業の生産性の向上に寄与する活動ができれば、産業看護職は必要な存在であると多くの方にご理解いただけるのではないかと考えています。よりよい産業保健活動が行なえるように産業看護部会を通して学びを深めたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。

幹事会からのメッセージ(2016年6月1日掲載)

所属:(独)労働者健康福祉機構大阪産業保健総合支援センター 相談員
担当:総務
氏名:藤吉 奈央子

部会員の皆様、HPをご覧頂き有難うございます。
昨年2月より1年間家族の事情で渡米していましたが、帰国を機に再度幹事の仕事を仰せつかりました。どうぞよろしくお願いします。

初めての海外生活で感じたそれぞれの国の良し悪しは多々ありますが、改めて日本という国を客観視しました。その中の一つで、素晴らしい制度だと感じたのは日本の給食制度です。
私は子供の小学校で週に一度ボランティアをしていたので、子供のランチを見たり、一緒に食べたりする機会がありました。日本のような一律みんなが同じものを食べるのではなく、献立は選択肢が複数あります。家から持参するのも一つ。一つは野菜のみのサラダバー(これは主菜は何もなくサラダのみ!)、もう一つはピーナツバターたっぷりのパン、あとはピザや、メキシコの代表料理のタコス、ハンバーガーなどです。時には果物もつきますが、缶詰から出たような甘い物でフレッシュさは疑問です。そして用意されている飲み物はミルクか甘いチョコミルク。チョコミルコが出る理由は「ミルクを子供が飲まなくなるから」だとか…。それらを毎日子供たちが自分の意思で選択します。用意されている内容のどれが身体に良いか、大人でも判断に苦しむような献立。子供たちが栄養面を考えて選択するのは難しいだろう、“食育”という事はないのかなぁ…と複雑な思いで見ていました。この内容でもオバマ政権で改善されたというから驚きです。栄養面を問題視し、子供にお弁当を持たせている親もおりましたが、逆にポテトチップスやチョコクッキーをランチとして持ってくる子供も少なくありません。
自分の小学校の時代は何気なく食べていた給食。娘が学校からもらってくる栄養面がしっかり考えられた献立表を見ながら、このような制度も日本の素晴らしい文化だと感じました。
また私たちが行う保健指導も、子供のころから受けている食育に助けられている部分も多いにあるのかもしれないですね。有難い事だと改めて感じました。

幹事会からのメッセージ(2016年3月22日掲載)

所属:(一財)京都工場保健会・保健指導課
担当:研修
氏名:村田 理絵

企業外労働衛生機関の保健師として勤務し、約20年が経過しようとしています。色々な経験を積むとともに産業保健という仕事への誇りと充実感が強くなり、益々今の仕事が好きになっています。
3年前に管理職になり、リーダーの立場になっていますが、今は、自分自身の心と体のケアを含めた職場のメンタルヘルスケアの重要性を実感するとともに、管理職としてのスキルをいかに身につけていくのか、後輩保健師の育成をどのように進めたらよいか、という新たな課題に奮闘中です。
今年度よりストレスチェック制度が施行され、産業保健師としてこの制度をいかに活かしていけるかが今後の保健師活動のカギとなることと思います。ご意見等ありましたら気軽におっしゃって下さい。どうぞよろしくお願いします。

幹事会からのメッセージ(2015年3月22日掲載)

所属:北大阪地域産業保健センター
担当:研究
氏名:益江 淑子

産業看護部会のHPを愛読いただきありがとうございます。
私は、研究担当の益江です。
今回は、北大阪地域産業保健センターでのお仕事についてご紹介いたします。
日頃は、50人未満の事業所へ健康診断後の保健指導や集団教育、メンタルヘルス相談対応が多いのですが、最近は地域職域連携事業への取り組む時間が多くなってまいりました。
平成23年ごろから、北大阪地域産業保健センターの管轄内の各地区の保健所とそれぞれの健康課題に対して取り組んでおります。(地域職域連携の詳細については、厚生労働省HP「地域・職域連携推進事業ガイドライン」をご覧ください。)当初は、地域と職域での連携といっても、なかなかお互いの業務や役割などを理解出来ていないので、企画するのも困難でしたが、年々お互いを理解し合い、管轄内の健康問題などに対して共通意識を持てるようになってきたので、少しずつ健康問題への取組が出来るようになってきました。
中でも、地域産業保健センターの周知度が低く、単独の活動では小規模事業所の方々への理解を得るのも難しかったですが、保健所の方々と一緒に取り組むことで、保健所と同じような信頼できる産業保健に関する機関と受け入れてもらえやすく好意的に接してもらえるようになりました。
同じ保健師であっても、他分野で従事しているとあまり交流がなかったですが、連携を通じてそれぞれの分野の優位な点を活かし、地域活性や生産性を上げるアプローチが出来るように、話し合いを持ち、お互いに連携のメリットを肌で感じつつ前向きに頑張っています。